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今更な感じのするネタですが、

このブログではうやむやのまま終わっていたので
自分の考えをはっきりさせる為にも
ちゃんと記事に残しておこうと思います。

ただ、これが正解ではなく、
あくまで自論だということをご理解いただきたい。

 

昨年の今頃、私は米国法人を立てました。
理由は単純でレンタル口座の送金手数料が
あまりにも高かったからです。

当初は受取りと出金手数料、リフティングチャージ、
為替手数料、すべて合わせると4%以上もかかっていました。

アマゾン輸出でのペイオニア銀行送金について

アマゾン輸出での転売だとよくて利益率10%程度です。
そこにこの4%が乗っかってくるとどれだけ痛いか。。。

無在庫だと消費税還付込みで15%という話も聞きます。
半分以上の利益が還付金と言えますよね。

なので当初はこのレンタル口座の手数料をなんとかしないと
この先、続けられないという気持ちが強かったです。

で、送金手数料が$40~$50と安くて定額の
法人口座を立てることにしました。

ただ法人口座は当然のごとく
米国法人を立てなければならないし、

その設立費用と維持費が高く、
また、軌道に乗るまで2ヶ月以上の時間がかかります。

ま、それでも法人にすれば年間の送金手数料は
格段に安くなり、売り上げの金額によったら、
日本円で100万以上の差がでることもあります。

なので当初、儲かることしか考えてなかった自分は(笑)
将来的なことも考えて米国法人を立てることにしました。

 

しかし。。。。

 

今は。。。。。

 

 

 

 

 

 

解散しました!

 

 

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何故かと言うと、

 

ここの手数料がだいぶ安いから。

ワールドファースト [Amazonマーケットプレイス&オンライン販売者のための国際送金サービス] 

 

というのも大きな理由なんですが、

 

 

 

 

お金が借りられなくなるから!

 

というのが最大の理由です。

考えてみれば当たり前の話なんですが、
日本の金融機関の保証協会から見れば

アメリカ人に貸す金はね~よ。

って話です。^^;

信金さんとのお付き合いがなければ、
気が付かなかったことなんですけど、

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米国法人としての利益は、国内で金借りる時の
審査基準にはまったく入らないんです。

ただ、自分の場合は並行して日本の個人の方でも
申告していたので、その実績が認められて
ギリ、審査が通って借りられたというオチです。

なので100%米国法人で利益を出してる方が
制度融資を受けようと思ったら審査通らないと思います。

ま、あくまで制度融資の審査なので
公庫とかはわからないです。

でも、公庫は一発借りたらしばらく借りられませんが、
銀行は利益を出し続ければいくらでも貸してくれます。

この差は大きいですよね。

ですので、せっかく苦労して設立した米国法人ですが、
思い切って解散することにしました。

ただ、自分の場合は昨年、個人事業主の時は
免税事業者で、還付を受けられない身分でした。

なので米国法人にしたことによって課税事業者になり、
いくらか還付金が出たので、

結局、

米国法人設立費用
解散費用
送金手数料の差額
消費税還付

全部合わせたらほぼチャラでした。(笑)

ま、こういうことは誰も教えてくれないので、
自分がやるしかなかったのですが。。。

もし、米国に法人口座つくるなら
支店登記した方がいいかもしれません。

信金さん曰く、その方が書類としては
スッキリするので有利です。とのこと。

ま、これもやってみないとなんとも言えませんが。。。

 

ってことで、結論としまして、

俺は日本人だ!
日本の銀行と生きていくぜ!

と言う方は日本法人、
日本の銀行がいいと思いますし、

 

俺はアメリカ人になりたい!
アメリカの銀行についていくぜ!

と言う方は米国法人立てて
米国の法人口座をつくればいいと思います。

あと、米国法人立てればインポーターになれて、
直送できるというメリットもありましたが、

今や割安でインポーターサービスしてるところもありますので、
わざわざ米国法人立てるメリットもないです。

 

ま、貿易にはいろんなメリットデメリットがあるので
一概には言えませんが、

結局のところ自分の立ち位置に合わせた環境を
つくるのが一番いいように思います。

 

 

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P.S.

FBA納品に1個誤差が出て
紛失したというメールがきました。

ってことで、オリジナル商品の初売り上げは
紛失補填金となりました。

売上とは言わないですね。

情けね~ 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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